beni
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2026.08.05

コンサルとデザイナーの違いから考える、デザインの力

事業を前に進めるのは、ロジックだけではない。
長くコンサル業界にいるとこの壁にぶつかることが多くなりました。
コンサルタントが得意とするのは、複雑な課題を整理し、事業が進むべき方向を示すことです。市場や顧客を分析し、「誰に、どのような価値を届けるのか」という戦略を組み立てます。

しかし、論理的に正しい戦略を描くだけでは、事業は完成しません。
その戦略を、顧客が実際に触れ、理解し、価値を感じられるプロダクトやサービスへ変えていく。そこに、デザイナーの力があります。
つまり、事業側の構想を画面や機能、サービス、ブランドとして具体化し、顧客の反応を確かめながら改善していくことです。

形が具体化されることで、顧客を主とするあらゆる関係者の中で、初めて具体的な意見が生まれます。
「使い方が分からない」
「この機能は必要ない」
「本当に欲しいのはこちらだった」
・・・

こうした声を取り込みながら、プロダクトやサービスを最終的な形へ近づけていく。事業の構想を形にし、顧客を巻き込みながら完成させていくことが、デザイナーの重要な役割だと考えています。

コンサルタントが事業の進む方向を描き、デザイナーが顧客に届く体験へ変える。
そんな共創がある仕事やプロジェクトが社会に価値提供をしていくと信じています。

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