FeatU編集部
FeatU編集部
2026.09.18

なぜ、知らない街ではコンビニを見つけると少し安心するのか

旅行先や出張先。

知らない駅を降りて、
知らない道を歩いているとき。

見慣れたコンビニの看板を見つけると、
少しだけ安心することがある。

そこに何が売っているのか。
どうやって買うのか。
だいたいいくらなのか。
どんな明るさで、どんな店内なのか。

入る前から、なんとなく想像できる。

考えてみると、これは結構すごいことである。

ブランドというと、ロゴや色、広告など
「どう見えるか」に目が向きやすい。

でも、私たちが安心しているのは、
ロゴそのものではない。

そのロゴの向こうにある
「いつもの体験」を知っているから。

扉が開く。
商品が並んでいる。
レジがある。

必要なものを買って、店を出る。

一つひとつは当たり前のことだけれど、
その「当たり前」が何度も裏切られずに積み重なることで、
次の体験を予測できるようになる。

そして、「たぶん、ここなら大丈夫」
という感覚が生まれる。

もしかすると、ブランドの信頼とは、
「好きになってもらうこと」だけではないのかもしれない。

次に何が起きるかを、
安心して想像できること。

ロゴを覚えてもらう前に、
体験を覚えてもらう。

ブランドは、
そんなところからもつくられていく。

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