2026.09.08
【保存版】狙って出す「降りてくる瞬間」。ベテランデザイナーがたどり着いた3ステップの脳バグ利用術
デザインをしていて「思考が定まらない」「アイデアが降りてこない」と頭を抱えることはありませんか?
僕も長くデザインに携わっていますが、いわゆる「降りてくる瞬間(インサイト)」を体験するのは決して頻繁ではありません。かつては「奇跡待ち」をしていた時期もありました。
ですが、試行錯誤を繰り返す中で気づいたんです。あの「降りてくる瞬間」は運ではなく、脳の仕組みを逆手に取れば、狙って再現できるということに。
今回は、僕が実際に日常のデザイン現場で実践している「降りてくる瞬間」を意図的に引き出すための3つの前段階ルーティンをご紹介します。
ポイントは「脳の負荷をコントロールすること」です。
ステップ1:集中と解放を完全に分離する(脳に材料を叩き込む)
まずは案件の情報を徹底的に整理し、脳にすべての「材料」を詰め込みます。ここにかける時間は約1時間くらいかな。
要件定義書を読み込み、競合をリサーチし、ターゲットの感情を想像して、脳を「情報過多」の状態にします。
材料を限界まで詰めたら、完全にデザインから離れます。
全く別の単純作業をする、散歩に出かける、シャワーを浴びる・掃除をする
などの「頭を使わない単純な身体運動」を行います。一度パンパンになった脳から圧迫感を抜いてあげることで、無意識下で情報同士が勝手に結合し始めます。
これが、「降りてくる瞬間」を作る第1段階の準備です。
ステップ2:紙と鉛筆で「ダラダラ」と手を使う
脳の圧迫を逃したら、いきなりモニターの前に座ってツールを起動してはいけません。PCを一旦閉じて、紙と鉛筆を用意します。
ここでのポイントは、徹底的にダラダラすることです。時間にして1〜2時間ほど、肩の力を抜いて過ごします。
・マインドマップを広げてみる
・雑多なキーワードを殴り書きする
・意味のない線(ドゥードゥル)を無心で描く
綺麗にまとめる必要は一切ありません。手を動かして「ダラダラ」過ごすことで、ステップ1で溜め込んだ無意識の思考が、紙の上にふっと可視化されていきます。
これで、第2段階の準備が完了です。
ステップ3:熟成させる(絶対に「翌日」まで寝かせる)
必要な情報と手描きのアイデアが揃ったら、すぐにデザインツールを開きたくなりますが、ここで一旦作業をストップし、1日置きます。
当日中に一気に作り込もうとすると、思考が1つのアプローチに偏り、視野狭窄に陥りやすくなるからです。
1日置く(=寝かせる)ことで、脳内が完全にリセットされます。
それだけでなく、放置している間に不思議なことが起こります。
・帰りの電車で見かけた「ビルの構造」にピンとくる
・街を歩いていて目に入った「看板の配色」にインスピレーションをもらう
脳のバックグラウンド処理が働いているため、日常生活のふとした風景から「狙っていたデザインの答え」を自動で回収できるようになります。
何も拾えなかったとしても、翌朝にはクリアな頭で画面に向き合える。これが最終準備です。
おわりに:無理なく続けられる「前準備」がすべて
これが、僕がデザイン作業に入る前に必ず行っているルーティンです。
前段階のタスクを増やしすぎると、準備だけで疲れてしまい本末転倒になってしまいます。だからこそ、「材料を詰める → 手でダラダラ書く → 放置する」というこのくらいシンプルな工程が一番長続きします。
「奇跡のアイデア」を待つのではなく、脳の負荷をコントロールしてインスピレーションを誘発する。
アイデアが出なくて悩んでいるデザイナーの方は、ぜひ次の案件で「あえて1日放置する」ところから試してみてください。
※作業に入ってからの「制作中のルーティン」もいくつかあるのですが、それはまた別の機会にお話ししようと思います!
僕も長くデザインに携わっていますが、いわゆる「降りてくる瞬間(インサイト)」を体験するのは決して頻繁ではありません。かつては「奇跡待ち」をしていた時期もありました。
ですが、試行錯誤を繰り返す中で気づいたんです。あの「降りてくる瞬間」は運ではなく、脳の仕組みを逆手に取れば、狙って再現できるということに。
今回は、僕が実際に日常のデザイン現場で実践している「降りてくる瞬間」を意図的に引き出すための3つの前段階ルーティンをご紹介します。
ポイントは「脳の負荷をコントロールすること」です。
ステップ1:集中と解放を完全に分離する(脳に材料を叩き込む)
まずは案件の情報を徹底的に整理し、脳にすべての「材料」を詰め込みます。ここにかける時間は約1時間くらいかな。
要件定義書を読み込み、競合をリサーチし、ターゲットの感情を想像して、脳を「情報過多」の状態にします。
材料を限界まで詰めたら、完全にデザインから離れます。
全く別の単純作業をする、散歩に出かける、シャワーを浴びる・掃除をする
などの「頭を使わない単純な身体運動」を行います。一度パンパンになった脳から圧迫感を抜いてあげることで、無意識下で情報同士が勝手に結合し始めます。
これが、「降りてくる瞬間」を作る第1段階の準備です。
ステップ2:紙と鉛筆で「ダラダラ」と手を使う
脳の圧迫を逃したら、いきなりモニターの前に座ってツールを起動してはいけません。PCを一旦閉じて、紙と鉛筆を用意します。
ここでのポイントは、徹底的にダラダラすることです。時間にして1〜2時間ほど、肩の力を抜いて過ごします。
・マインドマップを広げてみる
・雑多なキーワードを殴り書きする
・意味のない線(ドゥードゥル)を無心で描く
綺麗にまとめる必要は一切ありません。手を動かして「ダラダラ」過ごすことで、ステップ1で溜め込んだ無意識の思考が、紙の上にふっと可視化されていきます。
これで、第2段階の準備が完了です。
ステップ3:熟成させる(絶対に「翌日」まで寝かせる)
必要な情報と手描きのアイデアが揃ったら、すぐにデザインツールを開きたくなりますが、ここで一旦作業をストップし、1日置きます。
当日中に一気に作り込もうとすると、思考が1つのアプローチに偏り、視野狭窄に陥りやすくなるからです。
1日置く(=寝かせる)ことで、脳内が完全にリセットされます。
それだけでなく、放置している間に不思議なことが起こります。
・帰りの電車で見かけた「ビルの構造」にピンとくる
・街を歩いていて目に入った「看板の配色」にインスピレーションをもらう
脳のバックグラウンド処理が働いているため、日常生活のふとした風景から「狙っていたデザインの答え」を自動で回収できるようになります。
何も拾えなかったとしても、翌朝にはクリアな頭で画面に向き合える。これが最終準備です。
おわりに:無理なく続けられる「前準備」がすべて
これが、僕がデザイン作業に入る前に必ず行っているルーティンです。
前段階のタスクを増やしすぎると、準備だけで疲れてしまい本末転倒になってしまいます。だからこそ、「材料を詰める → 手でダラダラ書く → 放置する」というこのくらいシンプルな工程が一番長続きします。
「奇跡のアイデア」を待つのではなく、脳の負荷をコントロールしてインスピレーションを誘発する。
アイデアが出なくて悩んでいるデザイナーの方は、ぜひ次の案件で「あえて1日放置する」ところから試してみてください。
※作業に入ってからの「制作中のルーティン」もいくつかあるのですが、それはまた別の機会にお話ししようと思います!