今年の秋は、『カンバセーションバッグ』がトレンドなのだそうです。
『それ素敵ですね!』と見知らぬ人同士でも会話が始まるような、会話のきっかけになるようなデザイン性の高いバッグ=カンバセーションバッグ。
一般的に『かわいい』と思われるようなモチーフを『エレガント』にして、さらに話題になるようなデザインにすることは可能だろうか?という疑問から、試しに制作してみました。
まずはモチーフ決めです。かわいい=動物、スイーツ、果物、お花…と人によって様々なイメージがあるかと思いますが、誰がイメージしてもほぼ同じものに辿り着く・シンプルな赤と緑で秋コーデにも合わせやすいことから、今回は果物の『苺』を選択してみました。
次にバッグの形です。個性的な見た目にするため、最初は苺のような丸い形でデザインするつもりでした。しかしバッグとしての実用性を考えると、この形では不便であるような気がします。そこで形はクラッチバッグに変更。実用性を補う代わりに遊び心を加えて、苺の『ヘタ』部分をイメージした蓋デザインにしてみました。
続いて素材です。『エレガント』な印象にするため、レザーにしようかベルベットにしようか迷いましたが、秋は少し肌寒くなってくる季節ですし、温かみを感じられるベルベットを選択。カラートーンもあえて暗めのダークグリーン✕ダークレッドで、落ち着きのある大人の雰囲気に。金具とチェーン部分は、暗くなり過ぎないようゴールドでアクセントをつけてみました。
デザイン過程での気づき:制作直後は『個性的であること』を意識しすぎてしまいましたが、デザインする側の責任として、ユーザーにとっての実用性も忘れてはいけないと改めて実感しました。また、苺モチーフのどこをどう活用するか?によってデザインの方向性がかなり変わってくるので、非常にいい経験になったと思います。
Story
デザインの過程で顧客視点をもち、制作時点の仮説を再検証し何度もブラッシュアップしていくプロセスがとてもすてきだなと思いましたし参考になりました!
beni様ありがとうございます。デザインにおいてなるべく修正は少ない方がいいのでしょうが…個人的に何回も試行錯誤を重ねる行為は、実は嫌いではなかったりします。ユーザー側の視点は常に意識していきたいですね。